コエンザイムQ10の効果

コエンザイムQ10でむくみ対策

むくみとは?

コエンザイムQ10は体内の細胞の一つ一つに存在する補酵素で、心臓や肝臓など、重要な臓器に特に多く含まれている脂溶性の物質です。
人が生きるために必要なエネルギーの生産を助ける作用をもち、さまざまな不調に有益な効果をもたらすといわれています。
コエンザイムQ10はむくみ対策にも効果が期待されているのです。
この記事では、特に女性に多いむくみの悩みに対し、なぜコエンザイムQ10が有効なのかをご紹介します。

むくみの主な原因とは?

むくみの原因には、大きく分けて2つ挙げられます。
1つは血行不良が原因で、細胞同士のすき間に「組織間液」という不要な水分が溜まるためです。

もう1つは、リンパ管の中のリンパ液の流れが滞るためにむくみが起こります。
体内の老廃物を排出する働きのあるリンパ液の流れが滞ると、リンパ管の外にしみ出すためにむくみとなって現れるのです。

むくみが起こるメカニズムとは

血液は心臓から動脈を通って送り出されたあと、全身を巡り、静脈を経由して再び心臓に戻ります。
しかし、心臓の血液循環の機能が不足していると、血液や血中の水分がきちんと循環されず、血液中の水分が皮膚と皮下脂肪に溜まり、むくみが起こるわけです。

また、筋肉が収縮して筋肉内の血液を押し出す「筋ポンプ作用」が衰えていると、血行が滞りがちになります。
心臓に血液をうまく戻せないことになり、余分な水分を溜めこんでしまうのです。
特に足がむくみやすいのは、心臓から遠い部位であることと、心臓に血液を戻すのに重力に逆らう必要があるためです。
また、リンパ液には、静脈とともに体内の老廃物を回収したり排出したりする作用があり、リンパ液に回収された老廃物は、脇やひざ裏などの「リンパ節」で濾過されます。
この老廃物の循環が滞ると、皮膚の下に水分やタンパク質がしみ出し、むくみが起こるのです。

コエンザイムQ10はむくみの何に有効なのか

人の身体は、2本の脚で垂直に立つという作りによって、むくみがちになるともいえます。
コエンザイムQ10がなぜむくみ対策に有効なのかを具体的にご紹介します。

エネルギー生産を助ける作用によるむくみ対策

前述のとおり、血液をうまく心臓に戻せないことが、むくみが起こる主な原因です。
筋肉量が少ないと血液を送る力が弱くなったり、立ち仕事や同じ姿勢を長時間とっていたりすると、血液が重力によって足に溜まりがちになります。
筋肉量や体勢の問題のほかにも、心臓の機能が衰えている場合も考えられます。

人の生命維持に重要な働きを常におこなっている心臓には、特に多くのコエンザイムQ10が存在していますが、加齢に伴って減少するという特徴があります。
コエンザイムQ10が不足した状態がつづくと、心臓の機能が低下し、全身に送り出した血液を元に戻す力が弱ってしまうのです。
その結果、特に足などの身体の先端部分でむくみが生じやすくなるわけです。

コエンザイムQ10を摂取することで、エネルギー生産が活性化し、心臓の筋ポンプ作用を回復させる効果が期待できます。
血流が多くなると余分な水分や老廃物を回収し、体外へと排出されるため、むくみの改善が見込めるのです。

抗酸化作用によるむくみ対策

コエンザイムQ10の働きには、抗酸化作用も挙げられます。
抗酸化作用とは、タンパク質や脂質、糖質などが活性酸素によって酸化されるのを防ぐ働きを指します。
活性酸素は、細菌やウイルスなどの感染を防ぎ身体を守る働きをする一方で、非常に高い酸化力をもつため余分に発生すると体内の細胞にダメージを与えてしまうこともあるのです。

この酸化による影響は、血管も例外ではありません。
活性酸素によって血管が酸化してしまうと、弾力が損なわれ、スムーズな血行が妨げられることになります。
血行が悪くなると、十分な栄養分や酸素が細胞に運搬されなくなり、むくみを招くことにもなるわけです。
活性酸素による血管の酸化を防ぐには、強い抗酸化作用をもつコエンザイムQ10の摂取が必要といえるのです。

コエンザイムQ10の吸収率を高めるには

コエンザイムQ10は脂溶性の物質で、肝臓から分泌される胆汁酸の働きで分解・吸収されるという性質があります。
胆汁酸が分泌されている食後にコエンザイムQ10を摂ると、吸収率が高まるといわれています。
逆に、一般的に吸収率が高まると考えられている、食前や空腹時に摂取するのは避けるのをおすすめします。
また、脂溶性物質のため脂質の多い食材と一緒に摂ったり、油で調理したりすると、吸収率の向上が期待できます。
肉類や魚介類などの動物性食品や、バターやチーズなどの乳製品といった食材を積極的に摂るとよいでしょう。

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